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つい全部を話したくなってしまう癖があるんです

ども、ヒロセです。

今回は「つい全部話したくなってしまう癖」について書いていきます。

僕自身、昔からこの癖が抜けなくて、
動画でも文章でも「全部伝えないと失礼かな」って思ってました。

でもあるとき気づいた。

それ、ただの自己満じゃね?って。

だって視聴者はこっちの知識を全部知りたいわけじゃない。
ましてや、正しさを全部検証したいなんて1ミリも思ってない。

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「全部言いたくなる」人の裏にある心理

これ、僕もめちゃくちゃわかる。

  • ここまで知識がある自分を見せたい
  • 細かいところ突っ込まれたくない
  • 「これはどうなの?」って言われた時の反論準備をしておきたい

つまり「予防線を張りたい」んだよね。

で、それが文章や動画で出てくるとどうなるか?

どんどん内容が散らかる。
どんどん読みにくくなる。
どんどん伝えたいことがボヤけていく。

結果、相手はこうなる。

「なんかよくわかんなかったから、もういいや」

「言い過ぎて伝わらない」罠

知識がある人ほど、
「全部話すこと=誠実」だと思ってしまう。

でも実際は逆なんだ。

「いちばん大事なことだけ伝える」のが、本当の誠実さ。

だって、情報って多ければいいわけじゃない。
むしろ、“必要な分だけ”でいい。

動画でもブログでも、
「わかりやすいな」
「この人の話、好きだな」って思われた方が強い。

そのためには、
あえて“話さない”勇気が必要になってくる。

一番大事なのは「この人、いいな」って思ってもらうこと

発信において最初の目的は、
「この人、なんか好きだな」とか
「この人の話、わかりやすくて助かるな」って思ってもらうこと。

情報なんてのはパクられて価値がなくなる。

そのためには
・全部を詰め込む必要なんてない
・むしろ「1つのメッセージ」に絞る方が相手には優しい
・反論なんて、来たらそのとき考えればいい

そして何より、
視聴者が今知りたいのは、
“あくまでそのテーマの核心”だけなんです。

視聴者は、知りたいことだけを知りたい

これ、地味に超大事。

たとえば「サムネの作り方」が知りたい人に、
CTRの理論背景とか、ABテストの考え方、
アルゴリズムの歴史とかまで話されても

正直、しんどい。
「うわ…なんか難しそう…」ってなって、動画を閉じられちゃう。

つまり、“視聴するハードルが上がる”ってこと。

今ってみんな忙しいし、情報も多すぎる。

だからこそ、受け手が疲れないように、
「今この人が知りたいことにだけフォーカスする」
これがが超重要。

全部話すより、「残す」くらいがちょうどいい

発信は、知識のドヤり場じゃなくて、
「相手の変化をつくるコミュニケーション」。

情報を並べることが目的じゃない。
“今この瞬間に、相手が求めてることだけを伝える”こと。

全部話すより、
「伝えるべきことだけ伝えて、あとは残す」

このくらいの“余白”があった方が、
むしろ深く刺さることもある。

今、「つい全部話しすぎちゃってるな」と感じてるなら
今日から“引き算の発信”を試してみてください。

思ってる以上に、
伝わるスピードも、深さも変わってくるから。

んじゃまた。

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