どうも、ヒロセです。
「嫌われたくない」と思って遠慮したり、
「気持ちよくさせておけば継続してもらえる」って発想で
“ほんとの課題”から目を逸らしてないか?
今回は「指導スタンス」について、
ひとつ僕の実体験をベースに書いてみます。
自分の意思でやりたいなら、俺いらないじゃん?
あるとき、YouTubeのクライアントに
「この企画やろう」と提案したんです。
ニッチジャンルすぎてチャンネル特定できるので
具体的には言えませんが
いわゆるハウツー系で
○○の取得方法みたいな、
王道かつ検索需要がある企画。
でも、初回の提案ではめちゃくちゃ嫌がられました。
「こんなんニッチすぎて伸びないやろ」
「やる意味あるんですか?」
って感じで、完全にブロックモード。
この時、僕はこう言いました。
「なんのためにコンサル入れたんですか?」
正直、ちょっとキツい言い方だったかもしれません。
でもこれが効いた。
結果的にやってくれたその動画は、
1万再生を超えて、チャンネル登録者も500人増加。
チャンネルオーナーは1ヶ月後には
600万円分の契約が入って
「これは固い企画でしたね!」
って、ドヤ顔で言ってました。
おい、最初あんなに拒否してたやんけ。笑
嫌われるのが怖くて、気持ちよくさせるだけになってない?
これって指導する立場のあるあるなんですよね。
・嫌われたくない
・次も継続して依頼されたい
・クライアントのテンション下げたくない
そんな感情が先に立って、
本当は成果に直結する提案があるのに、
相手の「こうしたい」を優先してしまう。
でもそれって
「成果を出すための仕事」じゃなくて、
「クライアントを気持ちよくさせる仕事」
になってないか?って思うんです。
相手に寄り添うって、表面上は優しさに見える。
でも、“寄り添う”が“迎合”になった瞬間、
クライアントの望むだけの動画制作になり、
「成果の出ない仕事」に変わる。
本当に相手のためか?
自分が嫌われたくないだけじゃないのか?
もちろん、気持ちも大事。
でもそれが“主”になった瞬間、
もうそれってコンサルじゃなくて
ただのYESマン。
指導する側の「誠実さ」って何だろう?
僕はこう思ってます。
相手の成果にコミットする。
そのために、嫌われても「こっちだ」と言う。
この“矢印の向き”を見誤ると、
ただの「耳障りのいいアドバイス屋さん」で終わる。
僕自身、過去にクライアントに指摘するべき場面で、
ちょっと遠慮して言葉を濁したことがあったんです。
でもその時、うまくいかなかった。
「もっとちゃんと言ってくれてよかったのに」
って言われて、正直後悔しました。
指導する側がブレると、
結局クライアントが損する。
それが一番よくない。
相手を気持ち良くさせるアドバイスって、
その場しのぎはできても
長期的にチャンネルがダメになるから意味ない。
でもバシッと正しい方向性をアドバイスできれば、
短期的には関係が悪化するリスクがあるけど、
長期的にチャンネルが成長させられるから
一旦心を鬼にすることが大事。
誰かの人生変える覚悟で、提案してるか?
時間とお金は有限です。
究極的にいうとクライアントは
「人生を変えるため」に来てる。
だったら、変えるべきは
「行動」であり「考え方」であり
「打席の立ち方」。
だから僕は、
耳の痛いことも言うし、
納得してなくても「やってみて」と言います。
もちろん、そのまま離れていく人もいる。
でも、残ってやり切った人は、ちゃんと結果が出る。
それって「やりたいことを叶えてあげたから」じゃなくて、
「成果が出る選択肢を押し通したから」なんです。
最後に
今これを読んでるあなたが、
指導する立場であれ、される立場であれ。
大事なのは、“気持ちいい関係性”じゃなくて、
“成果が出る関係性”だと思ってます。
僕はクライアントを甘やかす気はないし、
その代わり、成果が出る道は全力で引っ張る。
それが僕のスタンスです。
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