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本当に追うべきは“動画の数字“ではなく心が動く”瞬間

ども、ヒロセです

梅雨の蒸し暑さが続いて、気づけば2025年も半分が過ぎましたね。

今からほんとにちょうど7年くらい前に起きた話をします。

夏前のジメッとした今の季節に思い出すのは
起業まもない頃のアパートのことでした。

目次

突然届いた一通のメッセージ

上京して間もない5畳ひと間
梅雨の夜、エアコン代もケチるほどの貧困生活で、
窓を開けると部屋いっぱいに立ちこめる雨の日の匂い。

家具もない部屋で
いつも床に寝転がりながら、
スマホ片手にメルマガを書いていました。

そんなある夜、
ふとiPhone SEのメールボックスを開くと、

「学ぶならこの人しかいないって思いました!」

という一通の返信が飛び込んできたんです。

再生数も登録者も雀の涙ほどだったチャンネルなのに、
誰かの“心”にちゃんと届いた瞬間が、
僕の胸をドキリと震わせました。


数字“だけ”を追いかける危うさ

YouTubeの世界では、
「再生数」
「登録者数」
「高評価」が目に入ります。

でも、個人がリストマーケティングで
売上を立てるという視点においては
このような数字を深追いする必要はありません。

YouTubeはあくまで集客手段でしかなく、
チャンネルを伸ばすこと=売上に直結する
わけではありません。

実際にはいろんな要素の掛け算で売上が決まります。


例えば最適なマーケ導線やセールス部隊、
CSなどの組織体制が整っていれば、

チャンネルや動画の伸びと同時に
売上の桁を変えることはできますし、
実際それを組織の中で見てきました。

が、個人レベルでは不可能です。

ただのコンテンツ販売に特化すれば
捌き切れるかもしれませんが、

クレームのリスクが上がる一方なので
これもあまりおすすめできません。


正しい見込み客にインプレッションされ、
その見込み客に対して価値提供や
発信者の魅力を知ってもらえればOKです。


YouTubeはあくまで集客媒体であって、
リストマーケで売上を立てるという意味では
執拗に攻略していく必要はそもそもないんです。

だからこそLTVという考え方あったり、
リピートを重視するという価値観が根底にあり、
リストビルディングという考え方があるわけです。

構造的に説明すると、
リストマーケというものが中心に鎮座しており、
その末端に各々のメディアマーケがあるイメージです。

リストマーケとYTマーケをごっちゃにすると、
いつの間にかYouTubeを伸ばすことで
頭の中がいっぱいになるので注意が必要です。

要はYouTube上の目先の数字を追いかけて、
視野が狭くなる状態があかん。

僕もレベシェア形式で、
チャンネルの運用に携わったりもしますが、

「再生も登録者も増えてないけど、ほんとに大丈夫なのか?」

とオーナーから不安をぶつけられることがありました。

でも実際はYT経由で売上が月間700万も出ている
なんてこともありました。

僕が見つけた“心のKPI”

目先の数字至上主義に囚われていると、
本質的に大切なものを見失います。
そこで僕が大事にしている数値の一例としては

  • 返信率
    →メルマガ読者のうち何%が「返信」をくれるか?
  • 再訪率
    →一度読んでくれた人が、次の記事/動画も開いてくれるか?
  • 行動率
    →紹介した無料コンテンツをDLしたりオファーを見た人の割合

これらはどれも、
「心が動いたからこそ起こる行動」です。

数字の向こう側にある“人の熱”を
しっかり追いかけましょう。


3ヶ月目のブレイクスルー

僕が2024年に始めた新規チャンネルは3ヶ月間、
毎週欠かさず動画と公式LINEでの配信を続けたにもかかわらず、

成果はほぼゼロ。

正直、心が折れかけました。

「こんなに視聴者のことを考えた動画を作ったのに売上が立たなぜ?」

今までの実績や数年の経験があったのに
売上が立たずつい自分の実力に疑心暗鬼になっていました。

でもある日、
商品が1つ成約して、
その一週間後には3件、4件と驚くほど成約しました。

その瞬間、数字以上に確かな手応えを感じて、
気づいたら1,000万円を突破。

数字は後からついてきただけで、
本当の勝因は“心の反応”を育てた積み重ねにあります。

数字を横に置いて、視聴者の心を追いかけよう

  1. 再生数や登録者に一喜一憂せず
  2. 視聴者の心が動くポイントに注目する

この2ステップでも十分変わります。

最近あなたの心を動かしたコンテンツは何?
それを起点に、次のコンテンツを作ってみてください。

目先の数字の世界から一歩踏み出し、
視聴者の心の世界を旅することで、
きっと新しい成果が生まれるはずです。

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